30歳になるまでに身に付けておきたい24のライフスキル

 

 

社会人になれば、どういう生活を送るべきかといったハンドブックなどない。
支出が収入を上回らないようにする、仕事の面接には派手なオレンジのセーターを着ていかない……といったことを、いつしか学んでいなければならない。
Business Insiderでは、Q&AサイトQuoraの「知っておくべき、最も使えるスキルとは?」のスレッドや、科学的な研究、専門家の意見をもとに、30代になる前に身に付けておきたい、現代社会を生き抜くために必要なスキルをまとめた。
これさえ知っておけば大丈夫、とまではいかないが、これらのスキルをマスターしていれば、いいスタートが切れるだろう。

 

 

1. フィードバックを潔く受け入れる

感情的にならず、冷静に話し合おう。

 

2. 真摯に謝罪する

あるCEOは「すぐに、直接、何があったかを明らかにし、どうしたら同じことを繰り返さないかを示し、謝罪し、信頼を回復する」という6ステップの戦略を勧めている。

 

3. 時間を賢く管理する

生産性が低下しがちなマルチタスクを避け、働き過ぎにも気を付けよう。週の労働時間が40時間を超えると、生産性が低下し始めるとの研究結果も。

 

4. キーボードのショートカットを使う

時間の節約になり、生産性も上がる。

 

5. 「ノー」と言うときは、礼儀正しく

何でも「イエス」と答えるのが良い、とは限らない。必要なときは「ノー」と言おう。

 

6. 他人に共感する

相手の話を聞き、相手の目線で物事を考えられるかどうかは重要な能力だ。

 

7. ボディーランゲージをコミュニケーションに生かす

相手の考えを察するのにも役立つ。

 

8. どこでも友達が作れる

大学を出ると友達を作るのは案外難しくなる。自分をさらけ出し、親しくなりたい人とは多くの時間をともに過ごそう。

 

9. 繕い物ができる

ボタン付けやちょっとしたほつれの修理ができれば、節約にもなる。

 

10. 外国語が話せる

新しい物の見方ができるようになったり、認知能力が上がるとの研究もある。

 

11. 予算を守る

意外とできていない人が多い。まずは、支出が収入を上回らないように徹しよう。いざという時のために貯金しておくことも重要だ。

 

12. Photoshopの基本的な操作ができる

自身のウェブサイトを作るときなど、基本的な操作ができればわざわざ外部に発注せずに済む。

 

13. ひとりの時間を過ごせる

孤独とうまく付き合うのも、おとなに必要な能力だ。

 

14. パブリック・スピーキングができる

仕事上、プレゼンテーションが求められる場面も多いだろう。不安や緊張をうまくコントロールして、自信を持って語ろう。

 

15. 交渉できる

どんな職業においても、交渉力は必要だ。

 

16. 簡単な料理ができる

野菜料理、朝食、大人数が来たときにシェアできる料理、デザート、米や小麦粉などを使った主食をそれぞれ1品ずつ作ることができれば、困ることはないだろう。レシピを見ずに作れればさらに良い。

 

17. ちょっとした会話ができる

プライベートでも仕事でも役に立つスキルだ。相手への関心を示し、相手に自身を語らせよう。

 

18. 電子機器類のバックアップを取っておく

 

19. 助けを求める

特に職場では、ちょっとした助けやアドバイスを周りに求められる人の方が有能に見える。

 

20. デートに誘う

見ず知らずの人に声をかけ、会話を始めるのが苦手な人は多い。だが、その壁を越えなければチャンスはやってこない。

 

21. 仕事の面接には、その場に適した服装で臨む

基本的には清潔で、どちらかというとかちっとした服装が好ましい。メイクのし過ぎ、アクセサリーのつけ過ぎにも注意しよう。色も影響する。青や黒は面接に適しているが、オレンジは最悪だ。

 

22. 時間通りに起きる

学生時代とは違い、時間通りに起きて、時間通りに家を出て職場へ向かう必要がある。そのためにも、前日の夜のルーティンが重要だ。

 

23. 良い握手ができる

弱すぎる握手は相手に不安を伝える。ひじはほぼ直角に曲げ、しっかり相手の手を握ろう。笑顔とアイコンタクトも忘れずに。

 

24. 昼寝をする

大半の人は7~8時間の夜の睡眠を必要としている。睡眠不足の人は、昼間に10分間の昼寝を取り入れることで、リフレッシュできる。

 

 

 

© REUTERS/Enrique Castro-Mendivil
[原文:24 life skills every functioning adult should master before turning 30]
(翻訳、編集:山口佳美)