●僕の単純化思考●


■10月30日(土)
 「ボランティア」

震度7の新潟中越地震がおきた。
新潟の皆さん、とても不自由で心細く、絶望感があることでしょう。
被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

今日、ニュースでは「善意のボランティアの人が被災地にたくさん集まってきている」との事でした。
小さな善意を胸に「自分はチェーンソーを持っているから巻き割りに役立ちたい」とか、「地元で募金をして救援物資を買ってきた」とかインタビューに答えていた。
聞いているだけで涙が出てきた。
世の中、まだ捨てたもんじゃない。
3才の幼児をがけくずれの岩の下の車の中から救出したレスキュー隊の活躍も僕の胸に強く感動を与えた。

人間の本当の姿をみることができた。


テレビ報道についても一言述べたい。
この地震の報道ではやはりNHKの”事実だけを淡々と報じる姿勢”に感動を覚える。
ある民放の番組では、着飾ったキャスターがヤジウマ気分で被災地の状況を伝えていたり、揺れにキャーキャーわめいたり・・・目を覆いたくなることが多かった。
そんな演出なんかいらないんだよ!
そして、レポートの最後には政府や自治体の対応が遅いだの不十分だの、自分の非常識さを棚に上げてレポートを締めくくっていた。
ライフラインの関係者がどれだけ一生懸命復旧作業を続けているのか、情報収集担当者がどれだけ苦労して入り乱れた情報をまとめようとしているのか、また自分のその努力が追いつかない状況にどれだけ悔しい思いをしているか想像に難くない。

バカヤロー!
ワイドショー取材気分のお前はもういらないから、芸能ニュースでヨン様でも追っかけてろ!


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