■12月 3日(水)
忘年会で気をつけたい行動や言動

 

▽忘年会で気をつけたいポイント5箇条(一般社員編)

1、自分の役割を認識する

忘年会では役割分担が重要。店選び、会計、上司のケア、盛り上げ役(芸などで)、席の誘導など、一般社員ならやるべきことが必ずあるはず。ただのほほんといつもの飲み会の席と同じように好きなだけ食べ、飲み、おしゃべりを楽しんでいてはダメ。自分の役割をよく認識して、ただひたすらそれだけに集中していればいい。例えば、席の誘導ひとつとっても、「○○課長、こちらへどうぞ。○○さん、課長の隣に」などテキパキとことを運べば、「まとめ上手」という印象を与える。例えくだらない役回りでもしっかりこなすことが重要なのだ。

2、飲み過ぎない

「まぁ、飲め!」と上司に強要されて飲んだらその後の記憶がなくて…。忘年会はあくまでも会社の上司、同僚と一年の労をねぎらう場。むしろ、お酒は飲むよりも飲ませ上手でなければならない。ビールの瓶を持っていろんな場所へ出向きお酌をする、これなら自分のグラスを持つこともないので、飲まなくてよくなる。たとえ「今日は無礼講で」という上司の言葉があっても決して羽目ははずさないように。酒席でこそ人間がよく表れます。

3、同僚と話し込まない

仕事に関する話になると、ついつい熱くなり、同僚と語り合ったり、ふたりっきりの世界に陥ったりすることも多い。ですが、忘年会はいつもの飲み会ではなく、みんなで楽しむ場。特にお世話になった上司や同僚にお礼を言って回るくらいの気概がほしい。

4、忘年会に長居は禁物

忘年会はついついお酒が入りすぎて途中から記憶がなくなる方も多いはず。帰るタイミングも失い、終電を逃したり、上司や同僚のグチに朝まで付き合わなくてはならなかったりする。ここは女性社員の帰り方を見習い、「それでは、今日は失礼します。ご馳走様でした」ときちんと挨拶して「まぁまぁもうちょっと…」という呼び止め文句も通じないほどのさわやかさで対応したい。帰り際が美しい人間ほど相手に与える印象はいいものだ。ダラダラ残ってもプラスになることはあまりない。

5、忘年会は決して慰労会ではない!

「忘年会は一年間仕事をがんばった自分へのご褒美の会」と勘違いしている人が多いが、決してそうではない。自分が主役と思っている時点で忘年会をうまくやり過ごすことはできない。むしろ、ダメな自分をかわいがってくれた会社や上司へ感謝の気持ちを伝える場と思っていて損はないだろう。この心構えを持っていることで、自然と言葉遣いや行動に表れるはず。

 

 

▽忘年会で気をつけたいポイント3箇条(管理職編)

1、説教は禁物

日頃から気になる社員の行動に対して、忘年会の席でダメ出しをしてはせっかくの場の雰囲気を壊してしまうことに。いくらダメな社員がいたとしても水に流すくらいの気概を持って臨んで欲しい。

2、女性社員へのセクハラに注意

管理職クラスともなると、席の並びが自然と周りに女性社員が多いという展開もあり得る。これは男性社員が気を遣ってそうしてくれているためであるが、お酒が入るとついつい「○○さんはきれいだね」「かわいいね」などといった、まるでクラブにいるかのような錯覚に陥りがち。ここでのセクハラ言動はその後の女性社員の士気にも関わってくるので注意したい。

3、長居しない

上司は1次会のみの出席が好まれる。いくら人間的に好かれているといっても、やはり周りは気を遣っているもの。1次会が終わったら「じゃあ、ぼくはこれで失礼するけど、みんなは朝まで楽しんでくれよ」といって1万円程度置いていくと、「かっこいい!」「この人ならついて行きたい」という風になる。現金な話だが、人間はバカ正直な生き物なのだ。むしろ、最後までつきあっていると上司だけに割り勘の額は圧倒的に高くなるので、1万円ポンと渡した方が安上がりだったりする。

 

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