■ 3月22日(月)
オオサイチョウの介護
<ニュース記事>
夫婦愛むつまじく 白内障の雄手助け オオサイチョウ
2010年3月5日 琉球新報
【名護】
名護自然動植物公園「ネオパークオキナワ」で、オオサイチョウの雌が白内障を患う雄の食事を手助けする姿を見せ来園者を和ませている。
オオサイチョウは東南アジアの熱帯ジャングルに生息。
同園の2羽は雄の名前が「キョン」で雌は「ナズナ」。
キョンは白内障のため視力が落ち、現在はほとんど目が見えず、食事はくちばしで探りながら取っている。
同園の国際種保存研究センター飼育員・玉城常智さんは「雄と雌が餌を与え合う『プレゼント行動』の一種かもしれないが、2羽の場合は雌から雄に与えるケースが大半」と説明。
「目の不自由な夫を妻が介抱しているようだ」と話している。
(平安太一)