4/1はなまるマーケットにゲスト出演された美輪明宏さん。

長崎の原爆も体験し、ホームレスも体験し、どん底を見てきた。

東日本大震災の被災にあった視聴者から、「心が折れそうなときはどうしたらよいか」という質問メールが着た。

その答え。

 

 

人間、どこの扉を叩いても開かない時期があり、心が折れそうな時は必ず何度も来る。
波がありますからね。
そのときいちばん必要なものは、理性、知性、冷静さ、工夫。
起きたことはしょうがない。
その問題をこれからどうやって解決していくか、どういう方法があるか。
方法だけを考える。
どう生きたら良いか。
今までの実績だけをみる。
戦争では、終戦で日本全国66か所が灰になった。
着るもの、食べるもの、住むところなどなくなったけれど、そこから10年経たないうちに復興した。
神戸の大地震、新潟の大地震、三陸沖の大地震、たびたび地震は起こったけれどすべて復興してきた。
10年から14.15年で完全に立ち直っている。
今回も必ず。
実績だけを信じる。
ただ希望などの情緒的なものを言っているのではなくて、実績をみれば必ずこうなるということを示しているから、いたずらに泣いたりわめいたりお怒ったりしない。
ホームレスやっていたころは、今泣いても仕方ない、これからどうするかを考えてきた。
そうやってやってきた。