日テレの24時間テレビをNHK・Eテレが批判!!
8月28日(日)夜7:00放送
NHK Eテレ 「バリバラ」
【生放送】 検証!「障害者×感動」の方程式
出演者 鈴木おさむ カンニング竹山 IVANほか
「感動するな!笑ってくれ!」というコンセプトで始まったバリバラ。
しかし、いまだ障害者のイメージは「感動する・勇気をもらえる」というものがほとんど。
「なぜ世の中には、感動・頑張る障害者像があふれるのか?」
その謎を徹底検証!
スタジオでは「障害者を描くのに感動は必須か?」「チャリティー以外の番組に障害者が出演する方法は?」などのテーマを大討論!
Twitterで視聴者ともつながり、みんなで「障害者の描き方」を考える。
「感動」を生むのは、互いの理解
玉木幸宏
結局、放送中に僕らが疑問視して発言していた「感動」というのは、一方的に押し付けられた「感動」やねん。
“感動ポルノ”をみて、マスターベーションしているわけやね。
一緒に怒ったり、考えたり、想いをすりあわせる中で、相互に確認していくことで感動が生まれる。
それは一方的ではなく、お互い合致した時に、「あぁそうやったんか」ってことがほんまの感動ちゃうかな。
でも、今作られているのは、障害者と健常者という上下関係が出来上がっていて、「してやっている」とかそんなところで作られている。
みんなが幸せになることをみんなで考えていくことが大事なことで、それをつき詰めていくと“人権を守る”であったり“差別をなくす”、そういうところに繋がっていくんちゃうかな。
僕がテレビなりメディアに出る理由って、障害者だからだと思う。
それの方が理由はあるし、簡単。
だけど、これから先、仮に何かの番組で僕を取り上げてもらえるとするなら、講演会に来てもらったり、1時間なり話をさせてもらって、その中で、“障害者の玉木”としてではなく、「おもしろい」と思われる部分で描かれるというのになっていくとええかな。
そんなおもしろいところあるか知らんけど(笑)。
NHK EテレのHPより