なんと「がん」の70%は予防できる…そのための「10の方法」が「逆に意外」だった…!

9/28(木) 7:04配信

 

 

---------- 日本人には、日本人のための病気予防法がある!

 同じ人間でも外見や言語が違うように、人種によって「体質」も異なります。

そして、体質が違えば、病気のなりやすさや発症のしかたも変わることがわかってきています。

欧米人と同じ健康法を取り入れても意味がなく、むしろ逆効果ということさえあるのです。

見落とされがちだった「体の人種差」の視点から、日本人が病気にならないための方法を徹底解説!

 

 *本記事は『欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」 科学的事実が教える正しいがん・生活習慣病予防』(講談社ブルーバックス)を抜粋・再編集したものです。

 

がんの70%は予防できる

 

2007年、世界がん研究基金(WCRF)と米国がん研究機構(AICR)は、それまでに世界各地でおこなわれた研究や大規模調査の結果を総合的に分析して、『食物、栄養、身体活動とがん予防:世界的展望(Food, Nutrition, Physical Activity, and the Prevention of Cancer: a Global Perspective)』という、ぶ厚い報告書を公表しました。

そしてそのなかで、有効と思われるがん予防法を10項目示しています。

まさに人類の英知の結晶です。

どんな項目が並んでいるのでしょうか。

 

 ----------

 1 肥満をさける

 2 よく体を動かす

3 カロリーの多い食品、糖分の多い飲料をさける

4 植物性の食品を食べる

5 肉の摂取をひかえ、加工した肉は食べない (注:家畜として飼われている、牛、豚、羊、山羊などの肉。鶏肉は含まない)

6 アルコールをひかえる

7 塩分をひかえ、カビのはえた食品は食べない

8 サプリメントに頼らない

9 できるだけ母乳で育てる

10 がんになったことがある人も、以上の助言に従う

  ----------

 

……ちょっと拍子抜けしませんでしたか?

誰にでも予想がつくような予防法ばかりで、しかも何となく聞きおぼえのある言葉がならんでいます。

(以下略)

 

奥田 昌子(医学博士)