ドラマ「仁(JIN)」の言葉
◆橘咲の言葉
「ご判断を急ぐ必要はないのでは・・・。
いつか天命も参りましょうし・・・。
人には、いかに生きるべきか天命を授かる時が来るといいますから・・・。」
美しい夕陽ですね。こんなに美しくていいのでしょうか??
私だけ・・・幸せになどなれるわけがないではございませぬか!
◆坂本龍馬の言葉
「死んでいった者らに報いる方法は一つしかないち。
もっぺん生まれてきたい、そう思える国にすることじゃき」
◆南方仁の言葉
「俺は忘れることはないだろう。
この日の美しさを。
・・・・・・・・、
当たり前のこの世界は、
誰もが戦い、
もがき苦しみ、
命を落とし、
勝ち取ってきた、
無数の奇跡で編み上げられていることを、
俺は忘れないだろう。
・・・・・・・・、
そしてさらなる光を与えよう。
今度は俺が未来のために。
この手で・・・・・。」
神は乗り越えられる試練しか与えない!!
私達は当たり前だと思っている。
思い立てば地球の裏側にでも行けることを。
いつでも思いを伝えることができることを。
平凡だが満ち足りた日々が続くであろうことを。
昼も夜も忘れてしまったような世界を。
けれど、それは全て与えられたものだ。
・南方仁がおれば・・・、坂本龍馬は死なんっ!!
・あちきのことでありんすか??・・・・(野風)
・揚げ出し豆腐はお好きですか?
・歴史の修正力
・国の為、道の為
★咲さんの手紙
「○○先生へ。
先生、お元気でいらっしゃいますでしょうか。
おかしな書き出しでございますこと、深くおわび申し上げます。
実は感染症から一命を取り留めた後、
どうしても先生の名が思い出せず、先生方に確かめたところ、
仁友堂にはそのような先生などおいでにならず、ここは私たちが起こした治療所だと言われました。
何かがおかしい。
そう思いながらも、私も次第にそのように思うようになりました。
夢でも見ていたのであろうと。
なれどある日のこと、
見たこともない奇妙な銅の丸い板(平成22年の十円玉)を見つけたのでございます。
その板を見ているうちに私は、おぼろげに思い出しました。
ここには先生と呼ばれたお方がいたことを。
そのお方は揚げ出し豆腐がお好きであったこと。
涙もろいお方であったこと。
神のごとき手を持ち、
なれど決して神などではなく、
迷い傷つき、
お心を砕かれ、
ひたすら懸命に治療に当たられる、
仁をお持ちの人であったこと。
私はそのお方に、この世で一番美しい夕日を頂きましたことを、思い出しました。
もう名もお顔も、思い出せぬそのお方に、恋をしておりましたことを。
なれどきっとこのままでは、私はいつかすべてを忘れてしまう。
この涙の訳までを失ってしまう。
なぜか耳に残っている修正力という言葉。
私はこの思い出を無きものとされてしまう気がいたしました。
ならばと筆を取った次第にございます。
私がこの出来事にあらがうすべは1つ。
この思いを記すことにございます。
○○先生、改めて、ここに書き留めさせて頂きます。
橘咲は先生をお慕い申しておりました。
橘咲」
・・・・・・・・、
「私もですよ、咲さん・・・・。私もお慕いしておりました・・・。」