【タ】
・宝の持ち腐れ
・多芸は無芸
・他山の石
・立て板に水 ・・・すらすらと話すことのたとえ。
・縦縞を横じまにしてでも
・旅の恥はかきすて
・単刀直入
・断腸の思い
中国、晋の武将、桓温が三峡を旅したとき、従者が捕らえた子猿を追って母猿が百里あまり岸伝いについてきて、やっと船に飛び移り、そのまま息絶えた。その腹をさくと腸はみなずたずたに断ち切れていたという「世説新語」黜免(ちゅつめん)の故事による。
・魑魅魍魎(ちみもうりょう)・・・《「魍魎」は山川・木石の精霊》いろいろな化け物。さまざまな妖怪変化。「―が跋扈(ばっこ)する」
・中庸 ・・・かたよることなく、常に変わらないこと。
アリストテレスの倫理学で、徳の中心になる概念。過大と過小の両極端を悪徳とし、徳は正しい中間(中庸)を発見してこれを選ぶことにあるとした。
・丁々発止のトーク ・・・激しく議論をたたかわせ合うさまを表す語。「議場で―の討論」
・蝶よ花よ
・朝令暮改 ・・・朝に出した命令を夕方にはもう改めること。方針などが絶えず変わって定まらないこと。
・釣った魚にエサはやらぬ
・月夜にちょうちん
・美人局(つつもたせ)
・爪に灯をともす ・・・極端な倹約ぶり。非常にケチ。
・つまびらかにする ・・・物事の細かいところまではっきりする。
・敵は本能寺にあり
・手塩にかける
・手前味噌
・てんこ盛り
・天に唾す
・登竜門
・遠くの親類より近くの他人
・毒食わば皿まで
・読書百遍
・取らぬ狸の皮算用
・とりつく島も無い
・と‐ろ【吐露】する ・・・心に思っていることを、隠さずうちあけること。「真情を―する」