天才じゃなくても夢をつかめる10の法則
放送日時2010年1月10日(日)21:00〜22:54
■夢をつかむ法則その1
「子供には厳しく叱れ」
〜叱られる事で人を思いやる心は育つ〜
最近の研究で分かったことは『体の痛み』を感じる場所と『心の痛み』を感じる場所は脳の同じ場所。
前帯状皮質という所で感じるんだ。
「そして何とこの前帯状皮質で、もう一つ感じるものは、『他人の痛み』。
だから、前帯状皮質が叱られる事で痛みを感じれば「他人の痛み」にも敏感になり、人を思いやる心、社会協調性をもたらすことになるんだ。
ただし、度が過ぎた体罰は子供の心に傷を残すので絶対ダメだよ。
■夢をつかむ法則その2
「夢を言葉にせよ」
〜多くの人に夢を具体的に話すことで現実性は増す〜
夢。
つまり、未来のビジョンを思い描く事が出来る動物は人間だけだと言われているんだ。
はるか先まで考えられる人間の脳は夢をもつ事で、その夢を達成させるまでの計画をたて、そして、そのためには何をするべきなのか考える様になるんだ。
夢を持つということは本来の意味で頭をよくするんだよ。
■夢をつかむ法則その3
「子供をおもいっきり誉めろ」
〜誉められることでやる気、根気は大きく増す〜
褒められると脳内ではドーパミンというやる気ホルモンとも言われるぐらい重要な神経伝達物質が分泌され、前頭前野に影響を与えるんだ。
このドーパミンによって脳は達成感を感じ、より高い目標を設定する。
やる気が出るから、その目標も達成する。そしてまた、褒められる。
そんな成功回路が脳の中に出来るんだ。
■夢をつかむ法則その4
「好きなことを一万時間やり続ける」
これは、芸術、スポーツなど、どんな分野でも好きな事を、毎日続け、それが一万時間を越えると一流になれるという理論だよ。この理論において、一番重要なのは、自分が「本当に好きなこと」をやること。単純計算で毎日3時間やって、およそ9年。
■夢をつかむ法則その5
「バカになって人に会え!
多くの人に会い、視野を広げると夢を見つけられる!」
■夢をつかむ法則その6
「どんどん失敗しろ!失敗を反省し、そこから学ぶことで夢に近づける」
【失敗を恐れないための名言】
ホンダ創業者:本田宗一郎
★成功は99%の失敗に支えられた1%だ。
ユニクロ創業者:柳井正
★私の経営を星取表とすると1勝9敗
もしこれを成功と呼べるなら、失敗を恐れず挑戦してきたからだ
マイケル・ジョーダン
★俺は何度も何度も失敗した
打ちのめされた
それが俺の成功した理由さ
女優:メアリー・ピックフォード
★失敗とは転ぶことではなく、そのまま起き上がらないことなのです
芸術家:ミケランジェロ
★私たち皆にとって高い目標を掲げ失敗することは危機ではない
低い目標を達成し、満足することこそ危機である
元楽天監督:野村克也
★失敗と書いて成長と読む
経営の神様:松下幸之助
★成功するためには、成功するまで続けることである
途中であきらめてやめてしまえば、それで失敗である
■夢をつかむ法則その7
「子どもが夢中になることはどんなことでもやらせてみろ!
夢中になることが才能を伸ばし、自分に自信がもてるようになる!」
■夢をつかむ法則その8
「過保護・過干渉は大いに結構!放任主義はやめろ!」
〜親が手をかければかける程、子どもの脳は発達する!〜
子どもというのは、母親との関係が密ではないと伸ばすべき能力が伸ばせないんだ
でも実は、以前は『過干渉』より『放任主義』の方が子育てにはいいと言われていたんだ。
これは、1946年にアメリカで出版された、スポック博士の育児書にもそう明記されていて日本人の育児にも大きな影響を与えてきたものだ。
でも、1974年、スポック博士はこれが間違いであることを自ら認めたんだよ。
子供との触れ合いで大切なのは時間より密度。
肌と肌で接触し、密度の高いふれあいをすれば子供の脳が発達して頭が良くなるんだ。
この事により濃密なスキンシップで仕事を持つ忙しいお母さんでも放任にはならないんだよ。
■夢をつかむ法則その9
「とことん親バカになれ、
親バカにならなければ、子供の才能は見つけられない」
■夢をつかむ法則その10
「自分の夢のすばらしさを信じ続けろ」
夢を実現するために絶対に必要なのは自分の夢の素晴らしさを信じきり、夢を持ち続けることに他ならない。
なぜならその夢の主人公は、他ならぬあなたなのだから・・・。